「実数値GAのための正規分布交叉の多数の親を用いた拡張法の提案」

概要:
UNDXの拡張

GAの世代交代に関する設計指針の一部に、

    1. 世代交代時に統計量(集団の平均、分散)を保持する
    2. 1を満たした上で、子の多様性を保つ

というものがある。

UNDXという交叉オペレータは、良い性能を示す。これは、1を満たすことが理論的に保証されていることが大きいと考えられている。しかし、2を満たしていないことがわかっており、UNDXを拡張して2も満たすようにすることで、より性能が良くなる可能性がある。
改良点としては、UNDXは良い関数の入力分布を推定するために親の遺伝子を3個使ってるけど、提案法ではm個使ってみましたという話。